強い家をつくりたい。家をつくる時は誰でも、真剣に考えることです。では、どのようにすれば強い家が出来るのでしょうか。ポイントは以下の4つです。
-------------------------------------------------------------- 1.建築基準法を遵守する住宅会社を選ぶこと 無理な大空間、無理な開口部(窓など)、無理なコストダウン(木材の量・質を下げる)を勧めてくる住宅会社には注意。 -------------------------------------------------------------- 2.倒産しない住宅会社を選ぶこと 「瑕疵担保期間の10年義務化」によって、住宅会社は構造上主要な部分などの保証を10年間義務化されています。住宅会社が存続している限り、補修が義務です。 -------------------------------------------------------------- 3.腐らない家をつくる いくら構造の強い家を作っても、腐ってしまえば家は壊れてしまいます。適切な工法、素材を選び腐らない家をつくりましょう。高温多湿の日本では、家を腐らせないことが最も大切です。 -------------------------------------------------------------- 4.家は全体のバランスが大切 必要以上の強さを求めると、壁を多くし、開口部を少なくすることになり、また化学物質で固めた素材を使うことになります。それでは、風通りが悪く「暑い家」、日当たりが悪く「寒い家」、また「シックハウスに怯える家」になってしまいます。 強さだけでなく、快適性との両立、バランスが大切です。 --------------------------------------------------------------
強い家をつくる
阪神大震災以来、住宅の耐震性に対する関心は大きく高まりました。 その結果、建築基準法も改正され、また「住宅の品質確保の促進等に 関する法律」が施工され、現在に住宅では阪神大震災クラスの地震では、 倒壊しないレベルまで強度は高められました。 特に「住宅の品質確保の促進等に関する法律」において「瑕疵担保期間 の10年義務化」が始まったことにより、現在では住宅が傾く、倒壊の 恐れがある場合は補修が義務づけられました。これは、当然欠陥住宅や 問題のある住宅を建築、販売した住宅会社は補修を義務づけられていると いう意味です。これによって、消費者保護は大幅に向上したと言えます。 よほど悪質な住宅会社を選ばない限り、以前のように耐震性に心配する ことはないでしょう。 しかしながら、家の強さは建築当初の強さだけでは不十分です。 いくら構造が強くても腐ってしまえば終わりです、高温多湿の日本の風土 では、強い家をつくることは腐らない家をつくることとイコールです。 最近は暖かい家をつくるために、住宅を気密化することが主流になって います。安易な気密化は家を腐りやすくさせます。 また腐りやすい家は大量の防腐剤、防蟻剤を使用しますのでシックハウス も心配です。工法・素材で腐りやすい家をつくりましょう。 きちんと法律を守った家、腐りにくい家は強い家になります。 必要以上に耐震数値に振り回される必要はありません。耐震性だけを重視 した住宅は、壁が多い、窓が少ない、科学物質が多いなど、他の面で 問題が生じます。 大切なのは、快適であり、強いことです。家全体のバランスを考えて、 家づくりを進めましょう。
※「住宅の品質確保の促進等に関する法律」 住宅の品質確保と消費者保護を目的とした法律です。 「住宅性能表示制度」と「瑕疵担保期間の10年義務化」の二つが大きな 柱となっています。一つは住宅性能表示制度で、住宅の性能を評価し 表示する任意の制度です。もう一つは瑕疵担保期間の10年義務化で、 構造上主要な部分などの保証を10年間義務化するというものです。 |