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伊東さんちの家づくり⑬地鎮祭を解説します。
今年の梅雨は短かった・・・。
連日猛暑ですが皆さん良く眠ることが出来ますか?さて梅雨明けとほぼ同時、遂に伊東家が着工した。(現在基礎工事中)
今日は着工前に必ず行われる地鎮祭について皆さんに解説(偉そうに・・・)したいと思う。用意するものは主にコレ↓(地域の神社によって若干の違いはあります)

私の地域では御神酒(日本酒を箱入り2本)、神饌料(相場よりチョイ高めの3万5千円)を準備。
今までのお客様からも良くご質問頂いたので、私の例を参考にして頂ければと思う。
御神酒の「のし」は上に「奉献」下に名前を書く。フルネームでも名字だけでも決まりはないが、近所の酒屋のお父さんが「せっかくならフルネームで!!」と張り切って書いて下さったのでウチはフルネームとあいなった。神饌料を入れる封筒も特に決まりはないが、水引がプリントしてあるものでも勿論良い。
たまたまお祝い用の白い封筒があったのでウチはこれ。表書きは「神饌料」でも「玉串料」でもどちらでも良く、名前もフルネームでも名字でもどちらでも良い。現地には鯨幕と呼ばれる青白の幕がかかったテントが用意されており、その中に祭壇がある。

こんな感じ。そして式は式次第に沿って粛々と進められる予定である。

まずは手水と呼ばれる桶に入った水で手と口を清めて席に着く。

ウチの母、両手を差し出していますが本来片手ずつ行います。
(でもそんなことは誰も気にしてないのでご安心を・・・)そしてお祓いを受けて神様降臨を待ちます。

神様にきて頂いたところで祝詞をあげてお参りします。

土地を清めて・・・

いよいよお施主様の出番です。
苅初と言って神主様より渡される鎌で祭壇下の笹を切る(動作をする)作業へと進む。

父の涼しそうな頭皮がまぶしい・・・。続きましては施工会社の出番。
穿初と言う笹が生えていた(と想定)砂を崩す作業。

次は玉串(と呼ばれる榊の枝)を祭壇に捧げる「玉串奉奠」である。
さすが伊東家、いつもながらただでは終わらない。実は準備中神主様が「あっ」と言う顔をなさった。そして周囲の箱という箱を開け出す。
「忘れ物かな~」とのんびり構える私であったが事態は深刻であった(大げさ)。神主さん、なんと玉串を忘れてきたのである・・・。
どうすんだろう、それがなくっちゃ始まらないんですけど・・・。
しかし神主さんはあわてない。「わたくし、山へ取りに行って参ります!!」
山?
いやいや見渡す限り山ですけど、どの山へ?どうやら神社のことを言っていたらしい。
父の車に乗り込んだ神主様は近所の神社で玉串用の榊を調達してきた。なんとかピンチを切り抜けた伊東家地鎮祭(本当にピンチだったのは神主様)。

摘み立てフレッシュな玉串を無事に捧げ地鎮祭は幕を下ろした。最後は神主様のありがたいお言葉を頂いて、神様に捧げた御神酒で乾杯する。

みづほ工房ではせっかくなので記念に家族写真を撮影していま~す。

良く皆さんに頂く質問に「服装」がある。
伊東家をご参考下さい。特にスーツでなくてもこんな感じで十分です。伊東家は粛々としたムードもなく、終始「暑い」だの「暑くてメガネが曇ってきた」だの「玉串はお母さんも捧げるのか」だのと母がアットホームムード全開の地鎮祭であった。これでは神様に失礼であったかと伊東家反省中である。
しかし、背景がさみしい。
本当は祭壇の真ん中に神様が降りてくる大型の榊が鎮座しているのである。
伊東家にはそれが無い。果たして神様は本当に降臨したのか・・・。
それは神様のみぞ知る・・・なのである。
(信じるものは救われる?)2011.7.13
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