-
無垢材+珪藻土恐るべし。
や~っと春が来たと思ったら昨日今日と金沢は初夏の陽気。
いやいやまたあの暑い夏がやってきますね。
私、夏は好きですよ。でもね、あの独特の湿気が体を疲れさせると思いませんか~??
湿気ムンムンの金沢の夏。
気温35度を超え吹き出す汗が乾かない、あの湿気。
そして夏バテや熱中症が起きる原因にもなる、あの湿気。梅雨になれば洗濯物を室内に干すことになる。干せば湿気に襲われる。
外もムレムレ、中もムレムレ。カーテンや壁にカビが生えるお家も出てくるに違いない。湿気って本当にいや~!!!
と言うわけで(どういうわけ?)今日は室内の湿気対策をご紹介しようと思います。
じゃーん。最近こんなの作ってみました~。(デビューは2月だったんですが・・・)
ウチの営業T中T樹、渾身の力作。湿度見比べ実験キット(仮称)!!
左のボックスが無垢材の杉の床+珪藻土の塗り壁部屋。
右のボックスが合板フローリング(良くあるアパートとかと同じヤツ)+ビニールクロスの部屋。ここに熱湯の入ったコップを置き、約10分後。
熱湯から発せられる湯気がボックス内に行き渡る。
みるみるうちにボックス内が曇ってくる。↓↓
あれあれ??左のボックスはあんまり曇ってないと思いません??↓↓
ここで各ボックス内に入っている湿度計にズームイン。
合板フローリング+ビニールクロス部屋。湿度恐怖の99%。 ↓↓
そして、無垢材の杉の床+珪藻土の塗り壁部屋。
見てみて~。湿度74%。 ↓↓無垢材(本物の木)は呼吸をしているので、調湿効果といって湿気を吸ったり吐いたりする効果が認められます。
そして珪藻土はミクロ(単位合ってるかな?)、何せ目に見えない細かな穴が有ります。
これを多孔質と言い、ここで湿気やニオイを吸着すると言われています。これらによって湿気ムンムンボックスの調湿がなされ、その湿度の違いが25%も出たと思われます。
分かっていたけど、こうやって目で見るとその効果って本当にすごい!!!
これでカビともさようなら!!
湿気ムンムンの金沢の梅雨~夏も快適に過ごすことが出来ますよ~!!!
2013.5.27
詳細を見る
-
構造見学会って重要。
先週の土日、みづほ工房では超~久しぶりに構造見学会を催しました。
いやいや本当はね、構造見学会って大事なんです。
ただ、タイミングや場所などの問題(と言う名の言い訳)で結果的に超~久しぶりと言う始末。もし待っていて下さった方がいらっしゃったら大きな声で謝ります!!!
すみません!!!!!
でも構造って言われてもピンと来ない・・・。
こんな方も多いはず。
構造見学会は本当に意味があるんですよ~。完成したら分からなくなる建物の基礎や壁の中、床の下地などなどなど・・・。
後から「こうしておけば良かった・・・」と言う後悔のない建物を目指す皆様なら必ず見て頂きたい。例えば新築から10年。
「このカーテン、そろそろ飽きてきたから変えよっかな~」
これって変えることが出来ること。でも新築から10年。
「この基礎、何だか不安だから変えよっかな~」
これははっきり言って無理な話。(建て替えれば出来ますけど・・・)ただ、工事中の現場の中をただ見せられても「どこ見て良いのか分からない」が正直なところだと思う。
なので、今回の構造見学会は案内係がいなくても(それもそれで微妙ですが)ポイントが分かる見学会を目指しました!!
例えばこんなの ↓ ↓
見学会場に遊びにいらした、この現場の施主様も「これは分かりやすい!!私が建てる前にも見たかった!!」とおっしゃって下さいました。(N様、すみませんでした・・・。伊東反省・・・。)
その他にもみづほ工房が目下一生懸命取組中の「現場からもっともっとお客様に満足していただく」活動が随所に見える工事現場。
窓周りや各所の雨漏れ防止対策や厳しい現場チェックの痕跡。
現場トイレに至っては日本一と褒められたくらいである。ぜひ皆さんも構造見学会を見にいらして下さい!!
ちなみに次回は能美市で6月末~7月初めに予定していま~す!!
2013.5.21
詳細を見る
-
世界遺産に思うこと。(あくまでも私見ですが)
今更ですが今年のGW(後半)は3連休を頂きました。
なので~、とってもとっても久しぶりに遠出を!!!
希望する行き先は高山(の古い町並)だったものの信じられない渋滞で断念。
→日帰りは無理そうなくらいの大渋滞。トイレ行きたくなるし。と言うことで急遽行き先変更、最近何かと話題の世界文化遺産「白川郷」へレッツゴー。
ICを下りてからも超渋滞(土手に生える山菜をじっくり探せるくらい)だが、何せ一本道の為もう行くしかない状態に陥る私。
ただ、白川郷の民家村までの道中(土手山菜ゾーンを通過後)することがない私はふと一般民家(世界遺産以外の白川村の方のお家)が気になった。茅葺きではないのである。
茅葺きどころか瓦でもなく、比較的新しめの民家は全て板金屋根に雪止め無し(雪止めなんて付けたら豪雪で家がつぶれるかもしれないし)屋根の上には融雪装置が乗っていた。
そうなんですよね~。
今まで色々なところへ行ったけど、文化財的な建物たちは見る分には確かに素敵で素晴らしいものである。
ただ、そこに生活する誰かがいるのだ。
古民家や古い町家は超寒いので、断熱抜群のアルミサッシを付けたいに決まっている。でも歴史的建造物や文化財等に指定されてしまうと個人の所有物である家でありながら、個人が好き勝手に家を直すことが許されないケースが出てくる。
先の話に戻ると、白川村の方々は板金屋根がメインであった。
ただ世界文化遺産である白川郷の民家村は板金屋根とすることは許されない。
(民家村はお土産屋さんや民宿だけでなく、一般の方のお家も含まれている)今後茅葺きの職人さんは少なくなると思われる。
茅葺きの葺き替えは見積したことない(当たり前)ので一体いくらかかるのかも予想出来ない。
超渋滞の末(ICから2時間は経過)ようやく白川郷民家村へたどり着くも微妙な気持ちになる私なのであった。
私、笑顔で写真に収まってますが・・・。
2013.5.12
詳細を見る
-
人は見た目だけで判断してはいけませんの巻。
現在みづほの家が続々(?)工事中。
そんな中、先日は小坂町の家に基礎工事の確認に行った私。
今日はそのときの出来事を皆様へお伝えしたいと思う。
今年の4月でみづほ工房(とみづほ工業)が「お客様満足度で石川県NO1を目指す!」活動を開始してちょうど1年になる。1年前、みづほの社員と皆様の家づくり(や建物づくり)に携わる総勢293人を集めて研修会を開催した。→参考:https://www.mizuho-ie.com/blog/?p=1697
小坂町の家にはちょうど基礎工事の職人さんがいらっしゃった。
ぱっと見は今時の若者(って言ったら私が年寄りのようであるが)風の彼。
コンビニの前にいたらアラフォーの私は目をそらしてしまうであろう風貌の彼。伊東家にも来て下さった彼。
彼と直接お話するのはその1年前の研修会以来である。
彼は私を見るなり「え~、今日パトロール?」とすっご~くイヤそうに私に聞いた。
その研修会でも講師の先生にかなり愛情指導されたらしくトラウマっぽくなっているらしい。(私の想像)私はパトロールではなく、単にお客様邸の仕上がり具合を見に来ただけなのでそれを伝えると彼は安心して色々と話し始めた。
「俺、色んな住宅会社の基礎つくるけど、みづほの基礎は相当レベル高いと思うよ。」(原文まま)
本当??ありがとう!!うれしいです~!!
そして彼は続けた。
「俺思うけど、こんなに厳しく現場チェックされればお客さんも安心やと思うわ~」(原文まま)
あれあれ?さっき私を現場パトロールかと思ってイヤそうにしてなかった??
例の研修から1年、その間も現場監督が地道に「現場からお客様を満足させる」活動を続けてきたことが実を結んできたようである。
何だかんだ言っても、小坂町の家にいらした基礎工事職人の彼は(見た目に反して?)「お客様の気持ち」を考えていたのである。
前浜さん(小坂町の家担当の現場監督)、頑張って良かったね~!!!
そうそう。
その彼は見た目に反して(しつこい?)こう言った。「俺、アレルギーやし、みづほの家とか超イイと思うんやよね~。」
どうもありがとうございます!!そう言って下さって!!!
ぜひご新築の際はみづほの家を検討下さ~い!!
2013.5.11
詳細を見る
-
やっさんの善意。
先月4月20日、長坂の家が上棟しました。
今後も続々と上棟予定。楽しみです~。
さて今日はその長坂の家の担当大工さんからの頼まれ物を届けに現場へ。
そうそう、ちゃんとお客様のご意向を大工さんへ伝える私の義務は勿論果たしましたのであしからず・・・。この大工さんのお名前は、谷内さん。(通称やっさん)
やっさんはどうもプルタブを集める活動に賛同し、プルタブを集めているそうである。
上棟の日、帰り際のやっさんは私に一言言い残した。
「あんた、たくさん集まりそうやから今度持ってこんなんよ~。(金沢弁)」
やっさんにも既にばれているが、私の主食は何を隠そうビール風飲み物である。(第3のやつですよ)
参考①:https://www.mizuho-ie.com/blog/?p=1009
→フードシーラー現在も未開封・・・。参考②:https://www.mizuho-ie.com/blog/?p=1297
→ここまでしてビール代を捻出しなければいけないものか・・・。やっさんの言うとおり、短期間でプルタブ集まりましたけどね・・。
そして本日やっさんへお届けで~す。
プルタブやペットボトルのキャップを集める運動。
今回ブログ掲載にあたってちょっと色々調べてみたら、結構賛否両論なんですね。知らなかった。
でも賛否両論なんて、この笑顔↓のやっさんには言えませんよ、私。
善意を持つって素晴らしいじゃないですか。
やっさんはこの善意をお客様へも全速力で向けて下さる大工さんなので、やっぱり私は言えません・・・。
2013.5.1
詳細を見る