-
雪国の味方、車庫を考える。
連日の猛暑の中、何て季節外れなタイトル・・・。
そう、今日は車庫がテーマなのである。
夢のマイホームを建てる際、多くの方が車庫の希望をお話下さる。
一口に車庫と言っても様々である。
シャッターでしっかり守られるインナーガレージタイプ。
建物とは一体型となるも比較的オープンなガレージタイプ。
別棟で車庫を独立させるスタイル。
そんな中、最も手軽と言えるのがアルミで出来たカーポートだと思われる。
画像引用:YKKAP
HPをのぞくと様々なカーポートが現れる。
しかし、雪国の私たちは見た目だけでは選べない。
上の商品はYKKの中でも一番屈強なタイプ。
積雪200センチ対応まである。
もしも「もっと軽やかなモノは・・・」と思うなら、こんなタイプもある。
画像引用:三共立山アルミ
この見た目で積雪量に耐える優れものだ。
だんだん、皆様もアルミカーポートに興味が出てきたかもしれない。
でもね、この冬このアルミカーポートが雪で大打撃を受けたのだ。
最初に紹介したような建物一体型、もしくは基礎を持った独立型車庫は厳しい基準で審査をされた後に建築される。
ただこのカーポート、あまりにもお手軽な為に厳しい審査を通さずに建てられているケースも多い。
積雪量を少なくすればするほど部材も少なくなるので安価になる。
そんな誘惑に惑わされた結果、大雪の大打撃があるのだ。
そう、本来アルミであろうとなかろうと建築物は審査を受けてから建てる。
ちゃんとした施工が安心と安全を生むのだ。
そして家同様、建築物はその後のメンテナンスも肝要となる。
いくら積雪量がしっかりあるとはいえ、今年のようなケースは雪下ろしも忘れずに!!
最後になりますが、車庫やカーポートって日陰なので、実はこの時期もありがたいモノですよ。
2018.8.3
詳細を見る
前へ
次へ