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断熱性が高いと言うこと。
最近お引渡しをさせて頂いたお客様よりたびたびご質問を頂きます。
「暖かいと聞いていたのに家の中が寒い」
と言う内容です。
皆様のお住まいはいずれも、ものすごーい断熱性が高く造られています。
それを数字に示すと石川県の基準が0.87のところ、なんと0.6以下。
この数字は低ければ低いほど断熱性が高いと示されます。
ちょっとやそっとの断熱性ではないのです。
とにかく断熱性が高い。
断熱性が高いと言うより「外の影響を受けにくい」建物となるのです。
それはいわゆる保温水筒や炊飯器の保温より性能が高い。
と言うことは一度冷めた建物はなかなかあたたかくなりにくい。
一度熱くなった建物はなかなか冷めにくいとも言えます。
ここ最近は急に気温が下がりました。
ちょっと前まで秋なのに半袖でも大丈夫、10月なのに夏日などが続いた日本。
エアコンを付けるタイミングを失った皆様はすっかり冷めた建物の中で急に寒さを感じたことでしょう。
断熱性の高い建物の季節の変わり目(冬編)。
まずは高性能エアコン(主にリビング)の自動運転プラス3度くらいを設定。
各部屋のドアを開け放しエアコンを稼働させて下さい。
出来れば2階の寝室などのエアコンも自動運転プラス3度くらいで運転開始。
もちろん2階の部屋のドアも開け放しです。
一日それで2台のエアコンを稼働すると午後には2階は消しても大丈夫。
夕方ごろには玄関~リビングやリビング~階段などのドアを閉めても大丈夫。
家中の温度差をまずはなるべくなくし、空気の移動を少なくするのです。
そして家全体の温度を安定させます。
今からの季節はリビングの高性能エアコンはぜひ自動運転でずっと付けておいて下さい。
自動運転なら自動で運転を制御します。
温度がある程度まで来たら運転を一旦休止、下がってくると少し稼働などなど。
皆様のお家は素晴らしい高断熱住宅になります。
エアコンも自動運転で問題なし。
一度暖かくなるとこの冬ずっと快適にお過ごし頂けます。
ただし乾燥しますので、お洗濯物などでの適度な加湿もお忘れなく。
2019.11.15
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