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多数のご来場、ありがとうございました!
去る23日~25日の3連休、みづほ工房では川北町にて完成見学会を開催致しました。
23日以外は晴天に恵まれ、絶好の行楽日和の中、58組の皆様にご来場頂きました。
子育て世代の清々しい木の住まい。使い勝手の良い家事動線やのびのび明るいLDKなど見どころも盛りだくさんのお住まいでした。追ってHP作品集にアップしていきますので要チェック!
みづほ工房 作品集 https://www.mizuho-ie.com/works.html
来月14日~15日は今年最後の見学会。能美市緑が丘で開催します。
こちらもお楽しみに!!!
2007.11.27
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明日から三連休!皆さんのご予定は?
今日の金沢はみぞれ混じりのお天気。寒いけど金沢らしい天気かな。
さて11月最後の週末はお待ちかねの3連休。皆さんはどこにお出かけですか?お出かけの予定が未定の方は川北町にいらっしゃいませんか?この3連休、みづほ工房では川北町にて完成見学会を開催します。
詳細はこちらから!
https://www.mizuho-ie.com/event_detail200711.html#44
日曜日はお天気も良さそうです。皆さんのご来場をお待ちしております!
さて来月からの見学会のスケジュールは・・・・?
☆12月15日~16日
能美市緑が丘 来週建具を取付けてクリーニング。いよいよ完成!(香りの家)
☆1月詳細未定
白山市水島町 手取フィッシュランド近く 現在、木工事も終盤です。(香りの家)
白山市橋爪町 アピタ松任店近く 来週より珪藻土など内装工事開始。(健康の家)
☆2月詳細未定
白山市柴木 加賀産業道路近く もうすぐ外壁吹付です。(健康の家)
白山市美川神幸町 美川駅近く 床板をはっています。(香りの家)
☆3月詳細未定
金沢市東兼六町 兼六園近く 壁断熱材を入れています。(健康の家)
金沢市木曳野 区画整理地内保育園近く サッシ取付中。(健康の家)
お待ちしています!!!
2007.11.22
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信じたいけど・・・。
ここ数年、食品メーカーのあらゆる偽装が明らかになり、私たち消費者を戸惑わせています。
建築業界にもいつかはあるのではないか?と懸念していた事態が遂に起こりました。先月末のN社製軒裏耐火ボードの不正認定事件。業界トップメーカーの不正に世間は大揺れです。その後明らかとなったT社の断熱パネルの不正認定。はっきり言ってうんざりです。
幸いにも弊社施工のお住まいにはN社製の製品を用いたお住まいは無く、お客様にはご安心頂きましたが、N社の製品ではなかったから安心なのか?自分たちの住まいに使われているあらゆる材料の大臣認定は正しいのか?
あるスーパーでは中国産タマネギを淡路島産タマネギと偽って販売。これをされると「国産豚肉」と表示されていても「外国の豚肉じゃないだろうか・・・」と思ってしまっても不思議ではありません。(もっともこのようなことを言っていてはキリがないのでどこかで信用せざるを得ないのですが)
住宅建築に使われる材料も同じことです。疑い出せばキリがないですが、どこかで自分の気持ちと折り合いを付けて信用しないと前には進めません。
家を建てると言うことは一生の覚悟のもとに行う大きな出来事です。お客様の必死の気持ちに答えるべく私たち建設業者も必死で施工を行います。このような個々の気持ちを無視する今回の事態は許されることではありません。もう二度とこのような事件が起こらないことを心から願っています。
ちなみに我が家の野菜は地元農協を巡って購入しています。生産者の顔がはっきり見える立派な野菜に毎日大満足です。輸送コストがかからないのでCO2の削減にも役立つかな!?ただしこれらの野菜はウチの近所のスーパーより遠いところで購入するので、実は削減になっていません・・・。
10年ぶりに自転車に乗るとしますか!
2007.11.12
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家族が集まる幸せの日
今日はやっと・・・念願の上棟ネタ。
安全協議会を行い工事が始まり、地盤改良、基礎工事、木づくりが終わるといよいよ上棟です。(本当はもっともっと細かい工程がありますが、ブログ進行上は割愛しています。なぜなら早く上棟ネタが書きたかったので)
「上棟」「建ち前」「建て方」いろいろと呼び名は違えど、やはりこの日は特別です。ずっと図面の上だった我が家がようやく姿を現わします。家全体の形や屋根の形状、ロフトやスキップフロアなど図面だけでは想像しにくい空間が形になって現れるのです。感慨はひとしおです・・・。
レッカー車がやって来て2階など高いところへ構造材を運びます。大空に高々と舞う我が家の柱や梁を眺めるも良し、すでに建っている柱をすり抜けるレッカー操作の技術を堪能するも良し。大工さんが大勢でわっしょいわっしょいと言わんばかりに柱や梁を組み立てて行く姿は一日眺めていても飽きません。みづほ工房のような手刻み加工の構造材は継ぎ手が大きく、数人の大工さんで大きなトンカチ(カケヤという名前)をふるって順番にはめ込まなくてはなりません。これも大きな見どころ!そして午後は2階や屋根にかかり地上約10mの高さで大工さんが作業します。下から見ていても目がくらみますが大工さんは手慣れたもの!さすがです。
ちなみに先日上棟した住まいはかなり道幅が狭く、2階の柱や梁を大工さんが全て手で持ち上げました。日本の歴史を感じる思い出深い上棟でした~。(大工さんはかなり大変そうでしたけど・・・)
上棟の際には昔から様々な言い伝えのようなモノがあります。「2階からモチをまく」「作業開始時には梅干しを食べる」「鯖をぶら下げる」などなど。どれも安全祈願や祝事の延長なのでしょう。昔からおめでたい儀式だったという名残ですね。このおめでたい日「上棟」には家族や親戚が集まることも珍しくありません。平日であってもお休みを取って皆が集まるということや県外からご両親が見に来られる姿も・・・。暑い日でも寒い日でもこの光景は変わりません。一日現場を見つめるこの光景を拝見するたび、この仕事に就いて良かったとしみじみ思います。地鎮祭も家族や親戚が集まることが多いです。
家を建てる・・・この素晴らしいイベントには家族の幸せが詰まっています。これを機会に遠方の家族や親戚が集まることも増えます。これも一つの大きな幸せ。こんな出来事に1年に何度も立ち会える自分の立場をとてもうれしく思います。幸せ~。
2007.11.9
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木づくり
今日こそ上棟ネタを!と意気込んでパソコンに向かいましたが、写真を選んでいると上棟より前に大事なことがあったのを思い出しました。上棟ネタはやっぱり後日に。
木造には色々な工法があります。2×4などに代表される壁工法、皆さんには一番おなじみの軸組工法などなど。そして軸組工法の中でも構造材(柱や梁など)をどのように加工するのか。
構造材の加工には大きく分けると2つの方法があります。ずばり機械で加工するか、職人さんの手による加工とするかの2つです。機械加工はプレカットと呼ばれ、今や住宅業界では通例となっています。プレカットは寸分の狂いもなく、早いのが特徴です。早くて間違えないとなればコスト削減にも通じ、広く普及するのは当然でしょう。私もプレカットを否定はしません。
ただし、「その家に使われる構造材が集成材」なら」と言う前提のもとです。
構造材に集成材を用いないなら、その加工はやはり「手刻み」ではないでしょうか。木は生きています。そして生きていれば動くのです。動いて締まって家はどんどん強くなります。動くということは最初にその動く方向を見極めることが必要です。この見極めが機械では難しいのです。やはり長年の経験や知識がモノを言います。
「清水の舞台から飛び降りる・・・」その清水の舞台には機械で加工された材は一切使われていません。全て手刻みの大工仕事です。歴史的築年数から見れば当然ですが。そして驚くべきことは金物のたぐいも一切使われていないということです。ちなみに次の大規模修繕は数百年後とか!
継ぎ手を造る場所を正確に記します。こんな地道な作業も。
現在、公的に定められている木造住宅標準仕様書には金物の使用が細かく決められています。プレカットや手刻みを問わず全ての家づくりに対応するためです。手刻み加工の家づくりにもプレカットと同じだけの構造用金物が使われるということは「鬼に金棒」。
見せる柱や梁を丁寧に加工。薄削りの鰹節風。
手刻み加工はプレカット加工に比べ、コストも工期もかかります。でも家づくりは一生に一度あるかないか、ある人の方が少ないかもしれない1大イベントです。一生の人生から見れば工期が1ヶ月長くなることが何の影響があるでしょう。それならば入居したい時期に合わせて1ヶ月早く家づくりをスタートさせれば済むのではないでしょうか。
みづほ工房の家づくりは「集成材を用いず、手刻み加工とする」。これにこだわり続けています。
今日も長くなってしまった、このブログ。最後まで読んで下さった貴重な方に感謝です!
2007.11.1
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