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伊東家その後③税金を返してもらうの巻。
やってきましたね。この時期が。
今日2月16日からは所得税の確定申告がスタート!
一般サラリーマン(私も含む)は日々の暮らしの中で確定申告とは無縁である。(会社の年末調整によって税額調整がなされているので)がしか~し。
家を建てると言う財産形成によって一般サラリーマンの私たちにも確定申告をしなければいけない場面が多々出てくるのである。まずはご両親やおじいちゃん、おばあちゃんからマイホーム資金の援助を受けた方。
平成23年に受けた資金援助の分は今回の確定申告にて申告が必要となる。(こちらは2月1日よりスタートしている贈与税の申告)そして一番該当する方が多いであろう申告が世に言う「住宅ローン控除」。
良く耳にするけれどイマイチぼんやり・・・。と言う方も多いと思われる。住宅ローン控除とは名の通り、住宅ローンがある方(そして10年以上の返済がある方)を対象とし、年末残高の1%を上限として所得税が還付される制度なのだ。
詳細:http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/koho/kurashi/pdf/16.pdf
もちろん該当しない方も出てくる。
年収がウン千万円の方(お金持ちとみなされているのか?お金持ちだけど・・・)も対象外。
借入金額の上限もある。(年々上限額が変わる)ただ多くの方が該当することには違いない。
それであればいくら返ってくるのか気になるところである。
所得税が返ってくるとはいえ、払っていない税金は戻らない。(当たり前)
簡単ながら計算してみよう。まずは源泉徴収票をお手元に準備下さい。
たとえばこんなの↓この一番右に書いてある数字(源泉徴収税額)が返ってくる金額だと思っていれば良い。
源泉六郎さんの右端の数字は¥154,500。
六郎さんの住宅ローン年末残高を2800万円だと仮定する。2800万円×1%=¥280,000
六郎さんは28万円の還付枠を持っている。ただし払っていない税金は返らないので六郎さん、28万円の枠を持ちつつも15万4500円のみ返ってくることになる。
それではあまりにも・・・なので、お助け制度がある。
この例のように枠まで届かなかった六郎さんのような人の為に97500円を上限として住民税も返ってくるのだ。よって実際に六郎さんが返してもらえる税金総額は15万4500円+97500円=252,000円となる。
この素敵な制度を利用するためには私たちサラリーマンも一年目は必ず所得税の確定申告が必要となる。(2年目以降は会社の年末調整で良い)
ちなみに所得税の確定申告をすれば、少なくとも石川県の市町村では住民税の申告は不要である。
その申告が本日スタート。(詳しいことを言えばローン控除は事前受付があり、私は既に申告済み)
必要な書類を揃えてレッツ申告!!
申告会場に行けばベルトコンベアー式に「あっち行って~、こっち行って~」と指示され、指示の通りに進めば1時間もあれば終わります。ただし混み合うことが予想されます。
時間にゆとりをもってお出かけくださ~い!!2012.2.16