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あつらえた和室
「あつらえる」と言う言葉は「自分の思い通りに注文して作ること」だそうです。
最近の和室はどちらかと言えば「畳の部屋」と言うシンプルなタイプが好まれます。
リビングの延長として、子育ての場所として、普段使いの和室が多いように思います。
そんな中でも和室にしっかりとご自身の思いを詰め込んだ住まいがあります。
まさしく「あつらえた和室」。
その一部を今日はご紹介します。
よしず張りの天井は桜の丸太をアクセントに間接照明を入れました。
皮付きの柱が印象的な床の間も素敵です。
群青色の和紙貼りで仕上げた和室の例。
落とし掛けもアーチを描きモダンな印象を与えています。
真っ白な壁と朱色の天井のコントラストが美しい和室。
仏間と床の間、押入れと和室の要素を盛り込みながらも重たい感じを受けません。
四季折々、様々な使い方で私たちの生活に溶け込んできた和室。
せっかく設けるなら「あつらえる」和室も良いかもしれませんね。
2021.8.10